時空戦士といえば、スピルバンであるが。ここで一曲歌おうか・・・いや、やめておく。
茨城県つくば市のご当地ヒーローが、ゲキレンジャーの衣装(おそらくバトルスーツ姿?)を複製して大阪枚方市の無職の男性2人に販売した罪で逮捕されたらしい。
愛知県警生活経済課と一宮署に、著作権法違反の疑いで逮捕されたということだ。あらたのは、この事件は、明らかな著作権違反であると思うし、犯人を擁護するつもりはさらさら無いが、どうもこの手の「正義のヒーロー悪に墜ちる」という報道はいただけないなと思う。
自分で確認はしていないが、ニュースソースはおそらく警視庁記者クラブだろう。東映から発表されたり、独自スクープの類からの発祥のものではないと思う。安易な記者クラブ型報道に偏る事はジャーナリズムの危機とは言えないのだろうか?子どもの落胆する姿が目に浮かぶ。
「事実だから報道する。」というなら、全国で頑張っているご当地ヒーローの心温まる事実も、日々見つけ出す心意気で足を使って取材すべきだろう。あらたのは仕事がら、和歌山の紀ノ國戦隊紀州レンジャーについては、その活動をいくらか知っている。
つい先日、紀州レンジャーのグッズサイトが閉店した。この事は後日、過去追いでこのブログに書こうと思うけど。。。みんな夢みて頑張っていたし、閉店後のこれからも頑張る事だと思う。頑張っている姿は、全国ニュースレベルには全く出ないのはなぜか?
「全く出ない」に下線を引いたのは、実際100有って1しか取材しないし出さないなら、「無いに等しい」と言う事を言っている。客観的に見て1%は、小さな存在だ。しかし、発生した刑事事件なら、かなりの確度で報道をする。ご当地ヒーローのテレビ、ラジオ報道など、年に幾つもないのに。
「知る権利」は、報道各社に勤務するものの権利でもあるが、集合論で行くと、むしろ広く一般の全ての人々の権利だし。。。だから、いつもよりよい報道をもっとして欲しいと、ボランティアで機会がある度に訴えている。
「子どもに知らせない義務」も尊重してしかるべきと思う。誰も5歳の子に、「サンタクロースはあなたの親」と厚顔無恥に言い放つ事はないだろうし。親が情報統制しなければ、子どもを正しく育てられない環境になっている。
あらたのは、ボランティアサイト側でも書いているとおり、ネガティブな記事とポジティブな記事は、正しい比率で紹介するなら、本当はポジティブな記事で世間のニュースはほぼ99%以上埋まる。と考えている。
要は、ネガティブな記事のニュースソースは、目立って入手しやすく、ポジティブな記事は、歩いて稼ぐのが大変である。
決めつけはしてはいけないが、いまのジャーナリストは楽をして稼いでいるように見えてしまうし、いまの報道の仕組みは、「ジャーナリズム」と「売文」を秤にかけたらどちらが重いのだろう?
どなたか、そのあたりの新聞、テレビ、ラジオニュースの取り上げ方の大きさを決める仕組みと、実際の取材の実情をご存じの方はお教えいただけたらと思うけど。
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