亡くなられた元厚生事務次官の山口剛彦さん(66)と妻、美知子さん(61)、連続殺傷事件で被害に遭われた方と、そのご遺族には深くご同情申し上げる。まことに残念な事件だ。
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「犬死んで落ち込んだ」「反抗期なかった」...小泉容疑者 父親の一問一答
※リンク先は記事が無くなりリンクを削除しました。(2011/02/16更新)
事件当日、テレビでは、「連続テロ事件と見て捜査を開始。」「連続テロ」「連続テロの可能性が高い」など、ほぼテロと決めつけているかのような報道を続けていたが、普段、こういう事件にあまり口を挟まない家内が「テロは言い過ぎとちがうん?何でそう決めるような事言うんかな。。」と、ポツリと言っていた。
この際、私達、底辺で細々と暮らす者にとっては、お役所、お役人に対する、恨み辛みは、決して軽い物ではないと言う事は知って置いていただきたいと、心からそう思うのである。
小泉毅(たけし)容疑者(46)=銃刀法違反容疑で逮捕=は警視庁の調べに対して「飼っていたペットを保健所に殺されて腹が立った」と言っているらしい。これだとテロにはほど遠い。
クレーマーという事では、あらたのも、役所から見たらそうに違いない。役所でよく文句を言う。お役所は公共サービス。とあらたのは捉えている。だから接客方法をもっと学んでもらいたいから、文句を言うだけだ。
この容疑者と、あらたのの学歴、職歴は似すぎるほど似ている。誰でもそうなる可能性を秘めているという事か。。唯一、私が、よき市民であり続けようとするのは、仏教徒だからである。信仰をしているからだ。貧しくても負けない宗教者としての誇りがある。もちろん殺生は厳禁だ。
容疑者の父親への質問で、思想的な傾倒はなかったか?との記者の質問に、「何もない。宗教雑誌などを読んでいるところは見たことがない。」と回答したのは本当だろうか?
脚色はないのかな。。記者は、「思想的な傾倒はありませんでしたか?たとえば宗教関係のオウムみたいな本とか?」って質問したのではないだろうか?よくある安っぽいアンケート誘導手法があったのではないかと考える。
この記事だと、宗教誌を読む者は思想的に傾倒している。と言うように読めなくもないし、マスコミは宗教否定が著しくないか?いつも恣意的な物を感じるのは、あらたのだけだろうか?
話を元に戻すが、この容疑者本人の語る動機には疑問符も付いていて、これから押収された本人のさまざまなアイテムから、ペットを失った喪失感と行き先を間違った恨み辛みが、実際どのような物であったか、実はもっと衝撃的な動機があるのか、これから明らかになっていく事と思う。
ブログのタイトル通り、テレビ報道が常に正確であるかどうかは、昨今特に怪しくなってきていると思う。政治的に恣意的に、操作されている部分はないか?真にジャーナリズムを標榜するに足る品質を維持出来ているのだろうか?
まだテロの可能性を完全には否定出来ず、警戒解除は出来ないというような記事も見かける。だけどこれはテロじゃない。あらたのはそう思う。
西成で、1990年と今年に暴動が起こっているが、これが案外、民放では大きなニュースにならないようで、その後の追跡番組も見かけない。この先が心配だ。
庶民が痛みに耐えられなくなっているのだと思う。それがIT等も含む、非正規雇用者に拡大し、さらに正規雇用者にも広がっている。公安と行政と政治、政治家は猛省すべきだろう。またそれらと護送船団式に記者クラブであぐらをかき、御用記事を書くマスコミにも猛省をしてもらいたい。
今時ボーナスがまともに出る業種なんて、役所と大企業以外にはないのだ。海外旅行なんて夢のまた夢なのだ。
われわれ真面目に働く者に、何の落ち度があるというのか?何もない。あるとすれば、選挙で政治家を選んでいる事ぐらいだろうけれど、候補者以外に選択肢がないから、やはり庶民に罪はないと言い切れる。(つづく - 事件報道に大きな変化があれば、また書こうと思います。)
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