世間はノーベル賞授賞式で、今朝はそのニュースで持ちきりだ。
日本人が一度に4人も受賞したのは快挙だし、素直に喜びたいな。今日のニュースも明るい話題はこれくらい。
ノーベル賞受賞が決まったとき、たびたびテレビで4人の姿をお見受けする中、あらたのがとても気になったのは、とりわけこの御仁。化学賞を受賞された、下村脩氏・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員、80歳である。
背が高く、男前である。映像だけで判断は出来ないにしても、紳士である事に間違いあるまい。この人の姿をテレビで見るたび、故・天本英世氏を彷彿とさせたのは、あらたのだけだろうか?
あらたのには、過剰に「このお方は、きっとスーパーヒーローに違いない!」という思いこみが芽生えたりしたわけである。ま、それはあらたのの勝手な思いこみで無視されてしかるべき話だが。。。
で、今回の一書だが、全米を騒がせた「伝説のハッカー」ケビン・ミトニックと、その逮捕劇に大きく貢献した、コンピュータ物理学者の下村努氏の攻防を第三者の視点から、ドキュメンタリーとして捉えた一書 。
この、ドキュメントは映画化もされているらしく、書籍も他に2冊あるらしい。「FBIが恐れた伝説のハッカー」という本は、ハッカーのケビン・ミトニック側から描かれ、「テイクダウン」が、ケビンを追い詰めた下村努氏側から描かれた本だ。
この「ハッカーを撃て!」を読んで、他の2冊も読みたくなったし、映画も見たくなったあらたのである。もちろん、ご存じの通り、下村努氏は、この下村脩氏のご子息である。あらたのはこの本を手にするまで気が付かなかったので、感動もひとしお。「お~っ!」って感じ。
本の内容は、逮捕劇に至る所まで、こつこつと事実を積み上げて書かれている、かなり単調なドキュメンタリー。読み物と思うと少し退屈な所もあるが、事実の確実な積み上げで書かれたものだけに、返って想像力をかき立てられ、迫力のあるものに仕上がっているのだと思う。
しかし、一般にはやはり、ハッカーは悪者扱いらしい。その方が理解しやすいのかしら。悪い事をするのは、クラッカーって呼ぶはずです。うん。ハッカーが居ないと、昨日のWindowsのActiveX脆弱性も見つからないわけで。。。
そういったわけで、他の2冊や、映画も観てみないと、この逮捕劇と、その表現について、何とも言えないわけだけれど、とりあえず次はレンタルビデオ屋に走る事になりそうだ。
蛙の子は蛙。鳶が鷹を生む事はなさそうな感じだなァ。ってことはウチの子は。。m(_"_)m
今日も、小学校3年になるわが子が、ドリフターズの8時だよ全員集合!をDVDで観て、ゲラゲラ笑ってる姿を思い出しつつ(先週まででVOL4まで、きっちり見終わってる)、下村氏の偉大な遺伝子をうらやましく思う、あらたのである。
下村努氏の身長は、WEBでパッと調べた限りは分からないが、映画では、キアヌ・リーブスを下村努役にと言う話もあったそうで、本に出ている顔はやっぱりお父上に負けず劣らず男前。キアヌに似ているというと褒めすぎかな?肩幅から見て、きっと背も高いのだろう。
将来、マイティジャックが、映画化されるような事がもしあるなら、故・天本英世氏が扮した、爆薬の専門家で化学の世界的権威・村上役は、是非、下村努氏にやってもらいたい。と勝手な妄想をつのらせる(笑)、あらたのである。
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