各新聞社、テレビ報道、ラジオ報道。。。どれを取っても定額給付金愚策論ばかりの2008年後半だったなあ。あらたのは早く欲しいけど。いや、本当に早く欲しい。欲しいったら欲しい。普段、給料は、細君に握られているので、生活必需品に回ってしまう。
俺は絶対、買いたいものを買う。。。う～っ！欲しいぞ。MJのDVDを買いそろえるんじゃ～！
で、年が明けると、民主党は、定額給付は切り離しての予算案を、というお話し。なるほど。。
マスコミを使って声高に叫んだけれど、「欲しい」という地方からの声を抑えきれず、分離して予算は早めに通して批判を回避し、選挙後、政権が取れたら自分たちが名称を変えて実施しようと言うことかな？
その上ネット上をざっと見ても、定額給付金の反対色一色と言っていいほどのこき下ろしようだ。
だが、ここまで徹底したメディア攻撃を目の当たりにすると、攻撃対象になっている党や団体の味方もしたくなるものだ。よってたかってこき下ろすこの手の手法は、つるし上げと言う以外の何ものでもないだろう。
昨年末、ある政治評論家が、テレビタックルで「暮らし向きが大変な人ほど、給付金を貯蓄に回すから全く効果がない」などと、さも底辺で暮らす僕たちの生活を分かっているかのような自信たっぷりの発言をしていたが、呆れて開いた口がふさがらない。
アンケート調査も恣意的なものが多いのではないかと思える。もともとメディアのアンケート調査は、質問文書を公開していない場合は恣意的と疑われても仕方ないものだ。
「100年に一度の金融危機が世界を覆っていますが、この時期に定額給付金をもらって、経済効果があると思いますか？」って書いたとして、「経済効果がある。」「ある程度経済効果がある。」「あまり効果があるとは思えない。」「全く効果がない。」の4つの回答を用意したら、殆どの人は、効果がない方の２つに回答を寄せるだろう。
「お金は欲しいですか？」と聞いたら、「欲しい！」ってみんな答えるだろうし、実際、定額給付金は貰えるものならもらう。と言う回答は80%前後で、各社から調査結果が出ているのを見るまでもない。
見るまでもないというのは、周りで庶民同士の話の中で、みな口をそろえて「貰えるって聞いたら最後、絶対欲しいから、いまさらやめたりしないでね。」っていう言葉が現在の所9割だから。
「自由に使えるお金が12000円あったら、何に使いますか？」と聞かれて、貯蓄すると答える人は希だろう。何に使いますかって聞いてるんだよぉｗ！って怒られそうじゃないか（笑）
問題は、いま外需がどうとかでなくて、内需や循環型社会形成、地産地消への道筋と元気づけではないのかと考えるのは、あらたのだけ？
お金は、閉鎖された地域でも、地産地消が進み、仕組みを上手に昇華して高速回転できる状態にし、皆が消費にまわれば原理として長期的に安定した景気浮揚効果を認めることができると、あらたのは考える。
そのような経済機構が成り立ったときに、東京中心型でCMで稼いでいるメディアは凋落し、地方のラジオ、テレビ局にも春が来るだろうと思うし。
ただし、天災、人災発生時のスキームは別に考えなければならないし、ＧＤＰという馬鹿げた指標は廃棄してからの話だ。
「世紀の愚策、地域振興券」という言葉も、マスコミが流行らせたものではないのかと思う。実際、失敗談と成功談をきちんとトレースしていないし、新古典主義的経済至上主義の申し子のような方達の専門的意見を取り上げて、それに添わない考え方の庶民を愚かと嘲るばかりだ。
言ったら言いっぱなし、持ち上げて売り、こき下ろして二度美味しく売るのがマスコミだし。言ったことに責任を持たなくても許されるあたりも美味しい職業です。そんな無責任な仕事で良いなら、私もそうしたい。
話を元に戻すけど、定額給付金は、地元のDVD屋でMJのVOL4以降を買うのに使います。
早く、給付金が欲しいです。消費税など、国の税制と、一時的特例の景気浮揚対策を、ごっちゃに論ずるのも止めてほしい。どうしてこう、話をややこしくするのが好きな人が多いのか疑問でならない今日この頃。
当サイトはリンクフリー。
コメントする