もうずいぶん前になるが、VIET-JOニュースという、ベトナムの日本人向けWEBニュースサイトがあり、あらたのは、ほぼ毎週数回、仕事上でRSSを使いチェックしているので、「アイコ」の記事はすぐに目にとまった。
VIET-JOニュース
たった一人でヒト型ロボット「アイコ」を開発 (2009/01/25)
映像は、YouTubeに上がっている。
アイコちゃんから新年のご挨拶
この記事を書く気になったのは、昨日、産総研の女性型ロボットの記事を目にしたからだ。
人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功
正直、女性である必然性はどこにもない。単に開発者が男性特有の社会を形成しているから。。。としか言いようがない。
バイオが、確固とした倫理観の確立なしに、不完全な法制度の下で、いたずらに人々の不安を募らせる技術開発を行うのと、この現象はよく似ている。
科学者はともすると、哲学不在のまま、人間を見失った場所で、巨額の費用を愛し、研究に没頭する。「そうでない!お金なんて二の次だ!」という科学者の方のサインアップとコメントもいただきたいものだ。
ロボットは当面、中性で良いし、動きにこだわるなら「アシモ」のように。機能重視なら、介護用補助アームや歩行アシストなど、特化した性能の物でよいと思うのだ。
HONDA「歩行アシスト」をバリアフリー2008に参考出展
以前このブログで書いたが、ロボットを使ったいじめが問題になる前に、ロボット三原則を真剣に法制度の中に盛り込む、第三者会議は遠からず必要と考える。
さもなければ、携帯のプロフで、青少年が犯罪に巻き込まれている現状よりももっと恐ろしいことが起こるだろう。本当に大変な世の中に生きているとも思うし、出会いがたい素晴らしい時代に生きているとも思える。
どちらを自分の住む世界と考えるかは、これから生きていく僕たちひとりひとりの確固とした哲学に依るところが大きいのだろう。
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