残された打ち上げ予定を数えたら、スペースシャトルの現役引退まで、いよいよ秒読みと言っていい状態になった。
宇宙飛行士 若田光一氏が、ISSへの長期滞在に入ったことで、帰りのディスカバリーには興味も湧かないし、日本ではあまり大きなニュースにならないのは当然かもしれないが、一応無事に、交代帰還員を含めた7名のクルーが帰っている。
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NASA - Space Shuttle
視聴率は取れないだろう。とか、誰も見ないだろうとか、そんなことで取り上げるニュースを取捨選択・判断しているTV制作者は遅からずお払い箱にされねばなるまい。
最近では、ROI(Return Of Investment)という投資に対するリターンで、テレビ・ラジオ番組や、各種広告を判断するスポンサーも多いとか。。。つまり視聴率や購読部数が多くたって、それで購買につながらない番組や記事は、企業も無視し始めているのである。
もういちど、スペースシャトルの歴史を振り返って、特番を組んだらどうだろうかと思う。開発秘話や、数々の研究成果、チャレンジャーの爆発事故、コロンビアの帰還時の墜落事故など、振り返って学ぶことは多いと思う。
また先日、28日には、ソユーズでISSの交代要員2名と、今回宇宙飛行が2回目の米国の実業家、チャールズ・シモニー氏がISS入りしている。
すでに退社しているとはいえ、マイクロソフトのエクセルとワードの開発者として有名。多額の慈善寄付も行っているほか、今回のフライトで、世界で最初の民間宇宙飛行経験2回の記録保持者となった。
景気が悪い、悪いと言っているのは、どこのマスコミか知らないが、アメリカが最悪の景気というのは、どの辺を根拠にしているのだろう?
アメリカは、少なくとも世界のマネーをつい先日まで集めていたのである。それがどっかに消えたって。。。でも、そんなのカンケーねえ!(って古いなあ~)