2009年4月アーカイブ

あっちゃ~あ!やっちまったな~!って感じですが、SMAPの草なぎ君。相当量の飲酒で、酔っぱらった上、未明の公園に全裸であぐらをかいて、「シンゴー!シンゴー!(たぶん香取慎吾の事?)」とか、大声で騒ぎ立て、苦情の電話で駆けつけた警察官にからんだ挙げ句、公然わいせつ罪の現行犯で逮捕です。

他にも、韓国語で歌を歌ったり、ひとりで大騒ぎしていたようですね。しかし、未明の公園で誰もいない所。公然猥褻にはならないと、あらたのは思います。

おそらく、駆けつけた警察官にもずいぶん毒づいたのでしょう。警察官だって人間ですから、騒ぎをやめず、逆らうなら逮捕連行しますが、逮捕理由がそれぐらいしかなかった?ってことでしょうか?

安眠妨害も、立派な民法上の罪ですから、そちらで逮捕すればよかったのでは?おそらく通報した人も、男性のようですし、通報理由も深夜の大声を何とかしてくれ。と言う事だったようで、誰も草なぎ君の裸を見たくないのに、見せられたとか、あるいは見せるのが好ましくない児童が近くにいたという訳でもないのに、少し神経過敏というか、過剰反応のように思います。

社会に影響の大きい、芸能人の犯罪ですから、勢いドッと流れるように流された報道をするようでは、モラルがないのは、報道陣の方となるでしょう。記事が売れれば何でもよい?

今日から平日6日間の日程で、大阪・堺筋本町のキャリア交流プラザが主催するセミナーに参加している。最近のブログで書いたが、3月末で退社し、現在は素浪人の身。

今回のセミナーは、ハローワークへ雇用保険の手続きに行った際に、チラシが目に入り「自分の年齢だと、同年代の人達と交流し、何か学ばないと次はないかもな。。。」と考え、思い切って参加申し込みをしたものだ。

しかし、今日一日、冷静に使った金額を考えると、セミナー受講は無料でも、6日間通うのは、かなりきついなあ。。交通費は、JRと地下鉄で、通常は往復合計1,540円。

昼食は、パンひとつと、お茶×2とコーヒーで400円弱。今日は、セミナーの帰りに、知り合いの社長殿に「仕事はおまへんか~?」と、難波まで顔を出しに行ったので、少し遠回りして、マクドナルドのプレミアムカフェも飲み、締めて2,050円という所。

う~ん。。。6日で13000円ほど必要か。。。

動けば金が要る。しかし止まれば澱む。自分より年配の方々も含め、皆これからの残りの人生のあり方に真剣に取り組んでいる姿も見させて頂いて、まま、総じてわがままに生きてきた自分に足りない所を学べるなら、安い投資だと思わねばなるまい。

だが、自分より、より厳しい境遇で、しかも遠方からガンバって来られている方もあり、これは国として、職業訓練校と同じように、交通費実費程度は補助してくれても、セーフティーネットをしきりと協調する与党の皆さんには、甘えても罰は当たるまい。

誰か緊急財政出動してくれまいか?(笑)

阪神大震災の時に、港湾のトランクルームに預けていた書籍とレコードが、一部紛失し、預けた個数と、引き上げた個数が合わなくなったことがあった。

今年、その倉庫業者から実家に連絡があり、奇跡的に十数箱が眠ったままであったことが解り、引き上げてきた。もちろん「預かって無い物は請求できない」との当時の業者の見解だったし、無くなった箱は諦めていたので、喜んで引き取りに行った。もちろん倉庫料は無料である。

カール・セーガンのコスモスも再読中だが、サッサと読めるので、この本を今日読んだ。1983年創刊~1997年まで、環境問題をかなり積極的に扱っていた科学雑誌の特集号である。いまどきWEB検索しても、同じ本は、1991年の再版物がほとんどのようで、もちろん絶版だ。

手元にあるのは、1989年10月発行の『「保存版」地球環境白書~今、「地球」が危ない』学研ムック、学習研究社刊である。

ちょうど20年前に、好評を博して特集記事として集められ、関口浩氏や、北野大氏、各界著名人へのインタビューやコメント、各政党への環境問題等への質問状と回答など、いま読むと大変興味深い。

読み返しながら、「そうだそうだ。。。」と、当時、何故この本を買ったのかという動機から思い出していく。当時は地球温暖化や、環境破壊について、「家庭や個人個人の責任を考えよう」という視点がかなり頭を上げてきていた時だが、僕は「それはおかしい。詭弁だ。」と思っていたからだ。

自分がかなりな天の邪鬼なんだな。。と再認識しつつ、当時のその動機とは、ノストラダムス(私の中ではノストラダマスだが)の大予言や、尽きない占いブーム、根拠のない第3次世界大戦、核戦争論に、世間が右往左往させられるのは、誰かの策略だ(笑)と真剣に考えていたからである。

ちょうど、この本の出版された1989年11月には、ベルリンの壁が崩壊している。長い東西冷戦に終止符が打たれようとしていた訳だ。

お手軽な常温流体の石油というエネルギーが、M.K.ハバート(1903-1989)の計算と予言通り、枯渇の様相を呈してきた。10年か50年かは素人のあらたのには解らないが、早晩、原油は1バーレル=100ドル時代に帰り、掘っても出ない、絞り出さないと採れない時代に入っていくのだろう。

間違ってはいけないのは、石油ピークは「石油の枯渇」を言っているのではない点だ。油田に圧力をかけないと湧出しなくなったり、オイルサンドのような、不純物除去など、得られる石油そのもののエネルギーとくらべて、充分大きく余計な手数やエネルギーが掛かる時代のことを言い、エネルギーの質の問題を論じている所が肝だ。

今朝はYahoo経済ニュースに、もったいない学会会長、石井吉徳東大名誉教授の記事が掲載されている。巷のエコブームの変遷に、一切左右されず、20年以上も一貫したブレない主張は真の科学者の主張と拝察する。

石油ピークは食糧ピークであり文明ピークでもある - Yahooニュース
※リンク先は記事が無くなりリンクを削除しました。(2011/02/16更新)

また、同時に、もったいない学会では、昨今のエコカーブームにも苦言を呈している。手軽な石油に代わって、燃料電池や充電池の普及増産に伴い、やはりお手軽に採れる所からのリチウム採掘で、第2、第3の自然環境破壊と収奪がはじまっている。という話である。

リチウム探し:収奪戦~第3のエレメント

お気楽お手軽な石油によって、指数関数的に拡大されてきた現代文明と交通インフラ。それを拠り所として、本来の地産地消を阻害し、物流という経済活動を活性化させ、遠いところから先進国の食卓に安くて美味しく、とことん便利でゴミの出るパッケージ化された商品が届く。

その影では、安全な水や食糧を搾取され、飢えに苦しむ人達がいるのは厳然たる事実なのだが、どうも先進国のメディアでは常に上をかすめるような低空飛行で、着地のない論説が目立つ。(それも最近やっと真剣に取り上げようという気風が現れ始めているが。。。)

同じように、地方に増えるシャッター街の本質も、この問題と同じ根をもつ。もっといえば、リーマン・ブラザーズの破綻や、先進国の拝金主義者達がもたらした、モラルハザードも、遠因は石油と戦争にその端を発しているというと言いすぎだろうか?

先のことを考えず、お手軽に地球の資源を貪ってきたツケが回ってきている。今こそ近代科学の粋を凝らして、文明存続への知恵を持つ未来の人材、すなわち知恵のある子供達を育てていくべきだろう。

先日、仕事先を退社した。さあて、これからどうするかな。。51にもなって、俺を雇ってくれる会社がどこにあるだろうか・・・こんなアニメ特撮オタクをね~(笑)

まま、ハローワークに通いながら、これから先のあと10年ほどをどうするか考えながら。。だけれど、ふと、一昨年から、1年半の勤務で、何度か、出張の帰りの機内で、書こう書こうと思いつつ、書けなかったことを思い出したので、書き残しておきたい。

勤務していた会社での出張は、宮崎1回と熊本が2回、東京が2回だった。そのうち、伊丹空港からしか、発着便が無かったのが、宮崎、熊本行きだったが、帰りの機内で、伊丹空港到着まであと20分、10分ともなると、大阪湾からの海岸線に、関西空港や、みさき公園が肉眼で充分見える。とてもよい眺めである。

さらに高度を下げて、八尾空港の近辺を緩やかに下降しながら左へと舵を切り、大阪市内上空、豊中市内上空を滑空。あらたのは高いところが大好きで、この景色も悪くない。

まさにビルをかすめるような飛行経路だ。仕事だからビジネスマンは、発着があるところでしか昇降しない。当たり前だ。選択肢はない。強いて言えば新幹線だけれど、経費と時間の問題は大きい。

朝の民放特番は、4月1日から今日までで、どのチャンネルも国内の中心になるニュース報道は、以下のようなものだ。正確には計測しないが、時間を計らなくても、以下の4つほどでおそらく80%を越えるだろう。

  • 北朝鮮のミサイル発射に関する報道
  • 紀香と陣内の離婚について
  • 水嶋ヒロと絢香の結婚について
  • 阪神の開幕初戦

この偏りは偏狂とあえて言わせてもらおうかと思う。国際報道はほとんど北朝鮮ミサイル問題一色だ。

問題はその取り上げ方だと思う。打ち落とせるかどうか。とか、中国と北朝鮮の関係とか、イランと北朝鮮の技術に関するコメントとか。かなり偏っていないか?

まず、北朝鮮と言えば、すでに2006年10月に地下核実験も済ませ、核を保有しているし、生産できることは以前から既知の事実だ。ミサイルに搭載できるほどの小型化ができているかどうかも問題だが、テポドン2の積載能力なら、核ミサイル化は容易だろう。

あらたのの意見だが、ここで責められるべき国家は、まず北朝鮮は昔から世界の困ったチャンとして当然、責められるべきだろうけれども、もっと責められるべきは、オバマ大統領の登場で浮かれるアメリカだ。なぜここまで、世界の困ったチャンを放置状態にできたのか?

火遊びのようなレバレッジで未曾有の金融危機をもたらし、'Yes we can!'と、人気政治で国民を駆り立てる。金融危機が元で実体経済にも最悪の影響がもたらされる中で、痛みを分かち合うのは実は庶民だけである。

アメリカは、自国の消費する石油の20%を輸入するイランには、核保有もミサイル技術についても、1980年代から神経をとがらせ続けている。それなのに、北朝鮮には、いつも「遺憾に存じます」の一言二言で、やるのは効き目のない経済制裁ばかり。この違いは何だろう?って言えば、みなもう少し深く考えるだろう。

経済危機との関連まで掘り下げた報道は、いま見ている限りでは一切無い。背景には弱ったアメリカ経済と、北朝鮮を手っ取り早く黙らせていた金の動きが止まったのでは?との憶測も成り立つ。

経済制裁をしても、食料・物資の輸出を止めても、苦しむのは北朝鮮の中層階級以下であろうし、もっと苦しむのは、飢餓に苦しむ最下層の人々でしかない。人権侵害という側面で見たときの北朝鮮という国の犯罪は、もっと昔から熱心に断罪すべきものだったろうと思うし、その側面で主張する人達も多い。

報道が無責任に、事実報道だけ行うのは、結果としてすぐ隣国の、アメリカには直接影響の少ない、日本にとって大きな問題である、この北朝鮮という国について、不用意に反感をあおるだけである。

その先に見えるのは、アメリカが介入する軍事産業と、軍需景気を夢みる悪いヤツらがほくそ笑む影だけだ。朝鮮特需はWikiPediaで調べればわかる。戦争景気には反対。と、人権にさえ気を遣えば何でも自由に発言が許されている日本の、日本がそうである今のうちから言っておきたいと思う。

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