先日、仕事先を退社した。さあて、これからどうするかな。。51にもなって、俺を雇ってくれる会社がどこにあるだろうか・・・こんなアニメ特撮オタクをね~(笑)
まま、ハローワークに通いながら、これから先のあと10年ほどをどうするか考えながら。。だけれど、ふと、一昨年から、1年半の勤務で、何度か、出張の帰りの機内で、書こう書こうと思いつつ、書けなかったことを思い出したので、書き残しておきたい。
勤務していた会社での出張は、宮崎1回と熊本が2回、東京が2回だった。そのうち、伊丹空港からしか、発着便が無かったのが、宮崎、熊本行きだったが、帰りの機内で、伊丹空港到着まであと20分、10分ともなると、大阪湾からの海岸線に、関西空港や、みさき公園が肉眼で充分見える。とてもよい眺めである。
さらに高度を下げて、八尾空港の近辺を緩やかに下降しながら左へと舵を切り、大阪市内上空、豊中市内上空を滑空。あらたのは高いところが大好きで、この景色も悪くない。
まさにビルをかすめるような飛行経路だ。仕事だからビジネスマンは、発着があるところでしか昇降しない。当たり前だ。選択肢はない。強いて言えば新幹線だけれど、経費と時間の問題は大きい。
問題は、関西空港が稼働しはじめたら、徐々に廃止に向けてのプロセスを開始すると言われていた、この伊丹空港が、存続だけでなく、むしろ発着数が増えていることだ。
皮肉なことに、借金まみれの関西空港は、せっかくの第2滑走路、2期工事もむなしく、昨年来の原油高騰や、金融危機で、予想をかなり下回る発着数とか。
南大阪に住んでいるからと言って、関西空港の肩をもつ訳ではないが、伊丹空港は、存続はもちろん、増便など以ての外だと思うがどうだろう?
少し不謹慎かも知れないが、宝くじの1等当選よりは、航空機の墜落事故の確率が、より高いと聞く。実際、宝くじは、昨年末の年末ジャンボで1千万分の1(枚)程度。航空機事故に遭う確率は、手元にある書籍によると、10万時間あたり0.07回で、1時間の国内線で換算すると、10万分の0.07回=142.8万回で1回である。
さらに先日のFedex便の成田着陸失敗など、これまでにない気候変動、ハドソン川に着水した、NY機のバードストライクなどの要素も含め、過去の航空機事故の事例をみるに、安全神話は崩れたはずなのに、まだ、安全神話の上に乗っかって、僕たちは飛んでいる訳だ。
よく、自動車事故に遭う確率とくらべる話があるが、それは自身の生命に及ぶ問題点を考察しただけであって、他人や、社会への大きな影響を考えた見地には立っていない。各人がよく気をつければ、かなりの交通事故は防ぐことが出来る。
他人の生命、財産のことを、心から心配し、手を打つことは、個人のレベルでは、とても難しいことのようにも思えるが、これを、多少の波風はあってもやり遂げなければならないのが公共サービスであり、行政の仕事だとあらたのは思うけど。
あらたのは、出来れば、どこへ行くにも飛行機なら関西空港か、神戸空港などの海上の滑走路を使いたい。
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