いつも思うのだが、金融危機で大爆発した昨年秋よりも前。数年前までは、リスクマネジメントという言葉が、金融業界でずいぶんもてはやされていた様な気がする。
あらたのは、常に、「リスク・マネジメントよりも、モラル・マネジメント」「モラル・ハザードよりも、モラル・マネジメント」と、2001年のギブユー・ドット・コムを考案した頃から、訴えてきた一人である。
リスクという言葉は、自分や自分の所属する企業に及ぶ危険を主として意味しており、自分中心である。モラルは、自分以外の相手や社会に対しての自分の有り様を示していて、相手を基準にした上で自分に返ってくる「徳」という言葉に置き換えても、決して乱暴な言い方ではない。
相手から見た自分のモラルのレベルを保持する事は、結局はリスク回避に繋がると信じる。これが、「リスク・マネジメント」より「モラル・マネジメント」と、考えるゆえんである。
また、ハザード(あえて崩壊と意味を取るが)を起こす前に、どうしてマネジメント(管理)できないのか?という至極単純な疑問が生じている、あらたのだが。。。だから「モラル・ハザード」より「モラル・マネジメント」。
どうもまだまだ、日本の一部、既得権益の上に鎮座ましますご年配諸氏は、そのような、至極単純な、モラルについての一定の基準を自分で保持できないで居られる様である。それが出来ないなら早く歴史の舞台から降りろと言いたいが。。。
また、日本だけかと思いきや、アメリカという国も同じようなもので、どちらの国も、いちいち事例を挙げるのがばからしくなるほど、多くの事件、事故を起こしてきたのは事実だ。
最近だけでも、サブプライムローン、リーマンショック、輸入事故米(事故じゃないだろ。。故意だろうし~)、食品偽装に、やらせ報道、個人情報流出(流出ではなく横領~)、漢検問題、民主党党首の政治資金問題、党首の「それでも涙の続投」会見、ETCの不正通行から、学校の先生のわいせつ事件、etc....
松田優作が生きていたら「なんじゃあぁ~こりゃあぁっ!!」だし。
IKKOが退院してきたら、やっぱ「どんだけ~っ」って事だし。(もう退院されてますね。あらたのの中の芸能界には時差がある。。。)あー、もう、子供にニュースを見せたくないッ!