若年雇用の問題が、よくメディアに取り上げられているが、キャリアの雇用については、ほとんど語られないようだ。マスコミが偏った報道をしている証左とも言えるが。
事実が10有っても、番組や紙面の都合で2しか掲載できないとき、取捨選択は編集権限のあるもの達の裁量に任されているわけだ。それが明らかに情報操作であっても、情報操作とは呼ばない。
さて、タイトルにも有るとおり、ようやく、あらたのは、条件付きにしろ、内定を得ることが出来た。「おめでとう~!よかったね~!ひと安心だね。」と言われそうなのだが、世間はそれほど甘くない。
今回決まった仕事は、とある教育機関でのネットワーク関連の講師としての仕事。具体的なことは書けないが、週2日のみの、月平均8回の勤務だ。
現実問題としては、月額10~12万円程度の収入になるのだが、キャリアを生かした仕事としては、時給換算しても、まずまず、良い方で、残りの週3日は、これまでどおり求職活動を行うことになる。
今回の仕事が決まったきっかけは、十分に広いと自覚していた求職チャンネルを、さらに妥協して広げたことから始まる。「パート」探しをはじめたのだ。
これまで、ハローワークの端末では、「フルタイム」と「臨時」の絞り込みしか使わず、残り一つのボタン、すなわち「パート」については無視してきたのだが、今年1月には、いよいよ生活面でも追い込まれ、後がない崖っぷちになってきたことも要因で、「パート」のボタンで絞り込んだのだ。
実際、パートで絞り込んだり、そこから地域で絞り込むと、大抵、50代のキャリアを生かせる仕事は、皆無に近かった。自分としては、ハンダ付けや試作基盤の組み立て配線(組配)にかなりの自信があったので、その線なら有るかもしれないと思って、1ヶ月少し、追ってみたのである。
幸いにも今回、「これなら納得できる。」という時給のIT教育関連の仕事を見つけることが出来た。
確かに、これだけでは、生活は立て直せないが、これまで続けてきたヤフオクなどの収入と合わせれば、生き残りも可能だし、先の希望も見えるというものだ。
いま、リストラなどで、キャリアを生かせず求職が思うに任せない皆さんにも少しは希望が見いだせる記事になれば幸いである。
諦めては何も前には進まない。これからもあらたのは、挫けずに頑張ろうと思っているのだ。
とにかく、このサイトは、あらたのが「残りの半生」で、それが終わるまで続けようと思っているから。マイティジャックを愛する同世代の皆さんと励まし合いながら築いていきたい。
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