昨年の3月末まで勤めていた会社は、バイオ燃料の原料輸入を試みていたが、一昨年の原油価格下落と金融危機で頓挫。あらたのが、求職活動を開始する羽目になったきっかけは、どちらかというと、この原油に左右されてとの感は否めない。
このブログで、時々登場する「もったいない学会」は、前職でのバイオ燃料植物を追跡中に行き当たったNPO法人である。
さて、タイトルにもあるとおり、我らがMJ号は、太陽エネルギー(太陽光発電のレベルではない)と、熱核反応炉のハイブリッドエンジンによる推進力を、すでに1968年には稼働していたわけで、今後の生活エネルギーすら心配な僕たちからすると、羨ましい限りなのだが、まま、SFの世界という縛りがあるので、MJ号はフィクションであることをご理解願いたい。
(いや。。マイティジャックやMJ号を知らない人でも読めば解るって。。。)
2010年3月末に、オバマ大統領が、米軍の今後の計画として、バイオ燃料で飛ぶ戦闘機(グリーンホーネット)や、ハイブリッドの哨戒艇。電気装甲車・電気自動車を含めて石油ゼロで戦闘持続可能な部隊など、いわゆる「グリーン部隊」の編成を強く進めていることが明らかになったニュースは、記憶に新しい。
しかし、一般紙に書かれているような、グリーン部隊やエコ部隊という呼び名や捉え方は少し焦点が曖昧だとあらたのは思う。以前にも書いたが、石油に頼らず戦闘を続けられることが、少なくとも今後の国力を計る指標になる以上、また、戦闘行為=>環境破壊+生命破壊以外の何物でもないので、環境保護を視点にした軍備を論じるなどナンセンスそのものだと言うことなのだが。
もったいない学会の会長が、公式サイト以外で展開している、ブログ記事も、大変に参考になるサイトである。是非ご一読をされたらよいと思う。あらたのはお奨めする。
米軍関係レポートが大幅な石油減耗を警告 - 石油ピークは食料ピーク、そして文明ピーク
同じサイトの、現在(2010/07/14)の記事も示唆に富んでいて非常に素晴らしいと思う。
あらたのは思う。世界的に軍事勢力が発言力を増す半世紀が訪れていることが間違いないと。また、あらたのは考える。世界のあらゆる平和勢力が今の文明生活にあぐらをかいて安逸にただ平和を願うなら、それは敗北すると。
世界の危機が迫っている。回避する方法は、2つあり、2つとも両立することが求められている。
ひとつは「小さなエネルギーで暮らして幸せになる方法を、万人が納得する形で世界に提示すること。」もうひとつは「我々の世代さえ我慢すれば、我々の次の世代は無限の資源『宇宙』に進出することが担保されている。と信じるに足る事実を一刻も早く、量・質ともに粘り強く積み重ねること。」
以上が、最近感じる、そしてこれまでもあまりブレていない、あらたのの考えであり、これからも信じていこうという道なのだけれど。。。皆さんはいかがお考えか?
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