つい先日、メキシコ湾原油流出事故について、日本のメディアの報道偏重を書いたが、なんと、書いた日の翌日の朝には、深度1500メートル越えの原油流出現場に、辛くも蓋が施工され、流出が止まったという報道があった。
朝にはちょっと驚いたのと同時に、「前の晩のリアルタイムカメラは、朝まで見ていたら良かったのにな~。」と、蓋がされる瞬間を見られなかったのが惜しい気持ちも正直した。これは野次馬根性以外の何者でもないから、そんなに強く残念がるような軽薄な私ではないということを念のため付記しておくけど。(汗)
それから、これも偶然だけど、最近怠っていた、肝心のマイティジャックのサイトコンテンツ追加で、ようやく第2話の中盤に登場するシプリーについて書いていたときに、偶然に見つけた軍事企業サイトだが、これもパラパラとコンテンツを見ていると、原油流出事故と繋がった。驚き。
前回紹介した、テレダイン・テクノロジー社だが、メキシコ湾原油流出の蓋をする作業で一役買っている。以下のページだ。
Teledyne Autonomous Underwater Vehicles Assist Efforts in the Gulf of Mexico(英語)
いや、だからってどうって事ないのだが、今後もチェックする必要がありそうな、メキシコ湾原油流出事故関連のサイトが増えたことは確かだ。
ちなみに、蓋をしたパイプだが、止めると圧力が上がって、他からの流出なども懸念されるらしい。
実際には、それほど強い圧力で自噴する油田は少なくなってきているらしいから、この一件はこれで落着と思われるが、環境問題や、エネルギー問題、今後の海底開発について、大きな問題を提起したことは確かで、メディアはそれを大きく騒ぎ立てることはしないようだ。
政府や国家の顔色を見て報道するのは、個人の生活を守るためには当たり前かもしれなくなっている昨今だが、追い続ける気骨のあるジャーナリストがきっと居てくれることをあらたのは信じたいなと思った。
どうも蓋が失敗したようですね。
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071901000185.html
ここの地盤は粘土質なので地圧で油が漏れ出す可能性も高いという意見もあるようです。
なるほど。。地質も考えないといけないですよね。。。コメントありがとうございます。
願わくばこのまま流出が止まってくれたら。とは思うのですが、まだ海底にコンクリートを流し込もうって考えをBP社が表明していること自体、非常に不安定な状況だと言うことが解りますね。