NASAが残された2回のスペースシャトルミッション、STS-133と、STS-134で、応募者全員の顔写真を宇宙に運んでくれるという記事を書いたのが、今年の6月だった。
今日、久しぶりにNASAのホームページを見ると、なにやら、次回のスペースシャトルミッションSTS-133には、「Robonaut2」(通称R2)という、人型のロボットが、乗組員として搭乗(というか搭載)されるらしい。
http://robonaut.jsc.nasa.gov/default.asp - Robonaut : Home
NASAの記事によれば、このR2の開発の狙いは、宇宙開発の様々なシーンで、宇宙飛行士の補助を行わせるための、ジョンソン宇宙センターでの挑戦であるらしい。
船外活動用の宇宙服を着た宇宙飛行士をも超える有効な船外活動を行えるまでに開発を進めてゆくらしく、現時点でも器用な手をもっていて、船内活動では実用にも手が届くほどの能力は持っているようだ。
実際に今回搭載されるR2は、ISSに運ばれると、そのままISSに文字通り「常駐」する予定らしく、乗組員の大半が帰った後でも、何らかの作業はさせるつもりらしい。
開発は、現在4体目らしく、最初に宇宙に行くのはR2だから2体目のようだと解る。また、上記のサイトには「ロボットにとっては小さな一歩だが、ロボット類にとっては偉大な進歩である。」と書かれてあるのも笑える。
しかし、100年後、いや50年後には笑い事ではなくなっているだろうけれど。それまでに、石油の枯渇に端を発して、人口問題、食料・水問題、エネルギー問題で人類がどうにかなっていないかというのが心配でならないのだが。。。
宇宙に展開していく、人類の未来を夢見て。今日はこれぐらいにして寝るとしよう。
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