11月6、7日の2日間、一泊して、京都でのJAXA宇宙教育セミナーに参加してきた。6日は、ベーシックセミナーで、あらたのは、今回で3回目となる。また7日は、スキルアップセミナーで、今回が初めてだった。
ベーシックセミナーは、基本的に一度受講すれば、宇宙教育リーダー(略称SEL)の修了証を戴けることになっていて、何度も受講する必要はない。去年も2回目を受講していて、その時は初回発行の認定証に期限延長のシールを貰うためだった。宇宙教育リーダーの認定証期限は取得から3年である。
そして今回はと言うと、あらたのが主宰しているNPO法人のおもちゃ病院ドクター3名にベーシックセミナーを受講して貰い、その楽しさを実感して貰いたかったためだ。当サイトのメンバーではDororo氏が参加した。
さて、事業仕分けの影響も否めないのかも知れないが、今回の講座からは、一番分厚い活動教材集は、その配布がなかった。
しかし、これにガッカリしたのは私だけで、他の3名のメンバーは、他の教材だけでも色々あって無償配布だし、充分満足していただけたようだ。これにはホッとした。
と同時に、こういった手厚い、宇宙教育へのテコ入れが、一体いつまで続けられるのだろうと、少し不安にもなった。
すべては、今後の宇宙教育リーダー各人が、地域でどれだけ、児童に対する宇宙教育のイベントを活発に行い、児童が理数系への理解を深めることはもちろん、地域全体の教育レベル向上に明らかな結果を残せるのかどうかで決まっていくのであろう。。。厳しい現実が待っている。
ともかくも、教材の活用方法や、JAXAならびに、日本の宇宙開発の現状、教材を使った、オリエンテーションなどを実施。初日を終わった。
2日目は、すでにSELを取得していた、あらたのだけのスキルアップコース。他の諸団体からの参加メンバーを合わせ、全員で8名程度の受講となった。前日の40名越えの受講とは違い、少人数で、具体的に実施する実習も質が異なっていた。
詳しいことは著作権も絡むのでココでは書けないけれど、受講していてUML等のプロジェクト設計技術や、オブジェクト指向プログラミングの教育に応用できる、楽しいルーチンワークを体験することが出来、とても有意義だった。
ともかくも、日本の未来のためになると確信して継続的に参加しているあらたのだが、会場では、初日、2日目共に、某事業仕分け人が、あちこちでしきりと批判されていた。切り口が正確で心地よい意見が幾つもあったのは嬉しい。
レンホーとか言う、知ったかぶりのカーミットだが、こんなのに日本を任せておくと、日本が滅んでしまうと。ほんと、その通りだが、言っている人の中にも、民主党に期待して一票投じた人がいるのだろうな・・と複雑な心境の2日間だった。
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