ユニオンカーバイド＞モンサント＞アメリカ企業はもう信じられない

このサイトの中で紹介されている、遺伝子組み換えの種子の極めつけ、GM種子「ターミネーター種子」は、本当に恐ろしいと、あらたのは考える。この種は、特定の除草剤にのみ耐性を持つので、まずは、これらの企業の販売する除草剤とのセット販売である。

任天堂の抱き合わせ販売にも、ずいぶん憤慨したゲーマーの皆さんがおいでだとは思うが、ことは穀物、食料、日々の食べ物の問題であり、ゲームと比べるまでもなく深刻である。いや、食べなくてもゲームが大事と言う人もおいでだろうが･･･

さて、冗談はさておき、ターミネーター種子とは、これまた恐ろしい名前がついているが、これは別名で「自殺する種子」と呼ばれるそうだ。

なぜ自殺する種子かと言うと、「種をまいて収穫しても翌年は種が出来ない。」からそう言われるのだそうだ。普通は、作物を収穫したら、次にはいくらか種子を残して置き、来年はそれを植えれば、毎年種には困らないけれど、種が出来ないから、毎年「種を買わないといけない｣のだ。

何処からって？そりゃもちろん、モンサント様から有難く買わせていただかないといけない。やつらに、毎年金を払わなければならない。常に最貧困層と不名誉に位置づけられている、途上国の農家の人たちに、毎年種を買わせる。しかも、この種を改造、つまり品種改良すると、特許の侵害で訴えられるのだ。

上記のサイトでは、この稀代の悪徳企業モンサントと、住友化学の合弁の話や、現・経団連会長との繋がり、同会長がTPPに非常に積極的といったことが記事として挙げられていて、下手なマスコミより、よほど一読の価値があると思う。

話は変わるが、あらたのが、その悲惨な事故から、毎年忘れられず、このブログをはじめてから1年目に記載した、ユニオンカーバイドのボパールでの猛毒流出事故から、去る12月3日で、27年が経過した。当時のインドの最貧困層の人たちが主な犠牲となり、死者は1万人とも3万人とも言われる大事故だ。

このときの最高経営責任者、CEOであったウォーレン・アンダーソンは、責任を逃れてインドからアメリカに逃亡、2002年にニューヨーク州でご立派な自宅を構えて暮らしているところを、イギリスのマスコミに書かれている。

日本は何でも、欧米に追随。というのは本当に歓迎できないやり方だ。もちろん先の大戦で、その欧米に取って代わろうとした日本が、勝てない戦争と言う愚かな道を選んだことは大いに反省するとして、今後のアジアにとって、最良の道はアジアの民衆が知恵を寄せ合って選び、築いていかないといけないだろう。

あらたのは、特許や著作権といった法律は、本来、権利を簡単に失いやすい弱者、貧困層を擁護するために生まれた法律であると理解している。法の発祥とその経緯から考えると、アメリカをはじめとする、このような悪徳企業は、法と権利を悪用し、生命の平等を軽視し、地球生態系を冒涜し、他の国家と、そこに住む人間の尊厳を脅かす、世界の敵である。と断言したい。

3重にも4重にも罪を犯すそんな企業たちに、決して騙されてはならないし、心を売ってはならない。どんなに飢えても、彼らの奴隷になるような生き方を選んではならないと考えた。

最近、アメリカの製品は、空前の円高で、そこここに見かけるようになってきたが、意識して買わなくなっている自分に気づく、今日この頃である。

あ、そうだ。。ってことは、徐々にサーバーも移さないといけないかな。。。困ったもんだ。