■DVD「マイティジャック」 VOL.5■

デジタル・ウルトラシリーズのDVD「マイティジャック」 VOL.5

≪パッケージ装丁≫
「放送史上、空前のTVシリーズ。物語はクライマックスへ！」と、大きな見出し。

また、金城哲夫(脚本)、有川 貞昌(特殊技術)、二谷英明(主演)ら、稀代の天才がここに集結。TV史上、類を見ないエンターテイメント...となっていますが、これが決して大袈裟ではなく、秀作が2作収録されています。
第10話「爆破指令」では、MJ号に匹敵する、組織Qの巨大戦艦ジャンボーが建造され、発信を阻止すべく、MJ隊員もフルキャストで出演。それぞれのキャラクターの持ち味を、鬼才、金城哲夫さんが、見事に描ききっています。
あらたのは、この爆破指令を、中学生になってから再放送で見て、オープニングタイトル前に銃撃を受けて即死したMJの諜報員が手に持っていたワイヤレス電送カメラに感激しました。おそらく40年を経た、この民放ドラマの中で、SFという視点からは、巨大戦艦より、この小道具の方が感動ものだと思います。
また第11話では、富井、玉木の両隊員が殉職。MJ隊員の墜落死の前の交信記録から、盗聴・録音を事前に行なっていた組織Qは、死んだ隊員の声を音声合成・復元して音声セキュリティーをかいくぐり、遠隔無線操縦のエキゾスカウトでの、MJへの特攻が掛かるなど、まさに衝撃的な内容でした。

これは、セルディスクの表面。バンカーＨのカラー写真です。やっぱり、手元に残しておきたいこのコレクション。是非とも購入をお勧めします！

≪収録作品≫
第10話「爆破指令」
脚本：金城 哲夫／監督：満田 かずほ（）／特殊技術：佐川 和夫

第11話「燃える黄金」
脚本：藤 直弘／監督：堀内 真直／特殊技術：有川 貞昌

≪映像特典≫
「MJ Continuity sketches etc.」(設定資料などの画コンテ、図解集。ファンなら必見です。)
「池田和歌子からのメッセージ」(一条マリ役の女優、池田和歌子さんからの直筆文と写真集。38年ぶりのDVD化で収録はここだけ。)

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